僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

グループウォーキング・金剛山

 下界は37度という命にかかわる猛暑が続いている、こんな中でウォーキングは不可能だ、高い山に限る。

 昨年は高野山へ行ったから今年は金剛山へ行くことにした。ただし、もはや歩いて登る元気のあるメンバーはいない。往復ロープウエイだ。

 標高1112メートルあるから下界より10度ほども低いだろう、と期待を持って出発した。

 ロープウエイを降りると涼しい風が流れてきた。

「涼しい、やっぱり涼しいな」

 僕らは来たことを喜び歩き始めた。

 金剛山は40年ぶり、娘が5歳ころソリを持って雪遊びに来て以来だ。

「ずいぶん変わっているな、ロープウエイで上ったのに頂上へはこんなに坂があったか」

 ブツブツ言いながら歩いている、それでも木陰の中だから気持ちよく歩くことができた。

 頂上の葛木神社、転法輪寺をまわり国見城跡の木陰で弁当を広げた。

 座ったまま2時間ほど過ごした。女性陣は話が弾んでいる。

 腰痛持ちの僕はシートを広げ仰向けに寝転んで、雲一つない空を見上げた。

 すぐ上を空港に進入する飛行機が飛んできた。

「見て、飛行機が大きく見えるよ」

 女性陣が空を見上げた。

「ほんとだ」

 しばし会話が無くなり、飛行機を追っている。