僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

グループドライブ・和歌山白崎海岸

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 朝8時半、駅前で同乗者3名と合流、和歌山県湯浅町にある白崎海岸に車を走らせた。

 阪和高速道を使用するつもりで計画したが、新しくできた大阪府貝塚から和歌山県かつらぎ町に通じる鍋谷トンネルを経由、京阪奈道(無料)を利用して和歌山から阪和高速道に入る方が安上がりにつくことを思いついた、急きょ行程を変更だ。

 鍋谷トンネルを越えたところにある道の駅でトイレ休憩しているとき、吊るし柿で有名な四郷地区の話が出た。

「そう言えば四郷の奥に堀越観音があったよな、茅葺屋根に趣のある寺だ」と話したが同乗者は誰も行ったことがない。

「それなら行こう、今どき珍しいお寺やで」

 僕の言葉に、

「えー!」

 悲鳴をあげたのは女房だ。

「あんな怖い所を上るんか、道は狭いし坂は急で危ないよ」

「大丈夫だ、俺の腕を信じろ」

 女房を無視して山を上って行った。

「ひゃー」

 悲鳴をあげる同乗者、

「大したことないよ」

 自信過剰な僕。

 十分ほどで駐車場に着いた。茅葺屋根は庫裏で、その横のお堂に本尊十一面観世音菩薩があるが戸は閉まっていて見えない。

お堂の前で手を合わせて参拝した。

ほとんど参拝客はいないのだろう、住職がでてきた。

あいさつすると、この辺りは茅葺民家の集落だが三軒だけになってしまった。と教えてくれた。十軒ほどある民家には空き家が目立ち、瓦葺もある。

 茅葺民家は、夏は涼しくて冬は暖かく住みやすいが維持が大変だ、最近では職人も少なくなっている。減っていくのも無理ないだろう。

 下りはもっと怖い、乗用車がやっと通れるほどの狭い急な道にもかかわらずガードレールが付いていない。同乗者から見れば谷底へダイブする感覚だ。

 慎重に運転して山を下りたところでナビをセットして次の目的地へ向かった。

 湯浅の海近くまで出て、シラスを売っている店に着いたが、店の戸が閉まっていて入りにくそうだ。

「入ったら手ぶらでは出れない」と女房が車から降りない。

「じゃ、ここはパスだ」と次の白崎海洋公園をナビにセットした。狭い道をナビを頼りに走って行くと変なところへ出た。

「おかしいな、こんな所ではないはずだが」と進んでいると山の中腹のミカン畑で行き止まりになった。

「なんや、このナビ」

 文句を言い、下の県道まで出て再度入力するとまったく反対方向になっている。

「ナビだって間違うことはあるんか」

 ぼやきながら、それでも白崎海洋公園へ着いた。

「ここのシラス丼はうまいらしいよ」と先頭に立ってレストランに行ったら「十月末をもって閉店しております」との張り紙がしてあった。

「なんやね、インターネットにそんなことは書いてなかったで」

 文句ブーブー言いながら周辺を散歩して早々に切り上げた。

「とにかく昼メシやな」と国道へ出てもなかなかない。やっと見つけた食事処は年寄り夫婦で切り盛りしている、あまりきれいとは言えない店だった。それでも全員が親子丼を食べたら味が少し濃いめで美味かった。

「さあ次は山に入るぞ」

 と、高野山方面へ向いた。

 車の少ない国道を延々と走り「まだかまだか」とせかし同乗者がうんざりしたころ目的地へ着いた。日本の棚田百選に選ばれ、2013年には周囲の景観とともに「蘭島及び三田・清水の農山村景観」として国の重要文化的景観に指定された「あらぎ島」である。

 残念ながら稲の取入れが終わり冬の休田になっているが手入れは行き届いていた。

 もう2時半になっている、帰着が遅くなりそうだ。

「さあ、帰るぞ」

 ここからはほぼ東西に横断する道が付いて山はトンネルになっている。あれよあれよという間に大阪府に出てきた。

 午後4時半帰着。

 今日の走行距離260キロ。