僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

よかったね

 近所の主婦グループとウォーキングへ出かけたとき、「ハトの餌やりの男の人、脳梗塞で入院したらしいよ」と教えてくれた。

「よかったね」

 思わず二人でニタ!

 他人の不幸を喜んでいるのではない、ハトの餌やりに来なくなったことを喜んでいるのである。

 家の前の公園へ毎日午後3時ごろ餌やりに現れるこの男のせいで、午後になるとスズメやカラスまで集まって周辺の民家の屋根やベランダにたむろしていた。周辺の民家は糞害になやみ外に洗濯物を干せない日がつづいていた。

 公園管理者に頼んで「ハトに餌をやらないでください」と張り紙しているその前で堂々とハトを集めて餌を与えてきた。

「ここに張り紙がしてあるやろ、やめたらどうや」

 迷惑をこうむっている近所の奥さんが言うと、「スズメに餌をやっているんや」と言うしまつだった。

 何回言っても無視して、さらには逆切れで怒鳴り返してくる。

 どうしようもない男だった。

 入院したと聞いても気のどくにという気は起きない。

 

 これでしばらくは鳥の糞害から解放されるだろう。