僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

ドライブ旅行

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 娘婿の両親と山陰地方ドライブに出かけた。

 佐用から鳥取道経由で国道9号線の白兎海岸にでた。秋晴れの清々しい天気である。

 サービスエリアは多くの人でにぎわっていたが、さすがに海浜まで下りる人は少ない。因幡の白兎伝説のある島を見ながら「因幡の白兎に出てくる大國主の命は大きな布袋を担いでいるよね、あの中には何が入っていると思いますか」僕の質問。

「宝かな」

「違うよ、大國主の命には八十神(やそがみ)という多くの異母兄弟があって、因幡ヤガミヒメに求婚するために皆で旅に出た。このときいちばん兄弟の中でいじめられっ子だった大國主に自分らの荷物を持たせた、だから重い荷物を持った大国主は皆から遅れていたんだとさ」

「へー」

「大國主に助けられた白兎も実は神様であったそうな。このときヤガミヒメは大國主と結婚するだろうと言ったが、そのとおりでヤガミヒメを娶ったのは大國主だったそうだ」

「でも、ヤガミヒメは本妻さんからいじめられて因幡へ帰ったということだよ」

「うそや」

 皆が笑っている。

 

 国道を西へ走っている。

「そろそろ腹が減ったな」

 と御来屋(みくりや)近くのサービスエリアに寄って大きな看板の周辺案内図を見ると近くの漁港に「お魚センター」がある。「レストランもあるみたいだな」とナビに電話番号を入力して移動するとお魚センターに着いた。二階のレストランで「白イカ定食」を注文した。、漁港の食堂だけあって新鮮だ、イカはコリコリと歯ごたえよく美味い。

「美味いな」を連発。

「白イカと剣先イカは別のイカですか」

 店員に聞くと「同じイカだよ、ここら辺りでは剣先のことを白イカと呼ぶよ」との返事が来た。

「ありがとう、長年の疑問が解けたと僕。

「おおげさな」

 と女房が笑う。

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 島根の神魂(かもす)神社に着いた。ここには日本列島を造ったイザナミノミコトを祀ってある。国宝の社殿を拝み、神様が天上界から降臨のとき乗ってきたという乗り物を見た。

「大きな釜のことか」

 僕らは現実的だ。

 次に、スサノオノミコトヤマタノオロチを退治するとき稲田姫を守るための屋敷と八重の垣があった場所にある八重垣神社に参拝し、神社の奥にある「鏡の池」にまわった。若い人たちが真剣に占いをしている。

 池に百円玉を乗せて浮かべた紙をジッと見つめている女性の紙はなかなか沈まない。

「今年の良縁は無理かな」

 野次馬根性で失礼なことを言い放つ老害の前でスーっと沈んでいった。

「良かった良かった、これで良縁間違いなしだ」

 僕らは一言残してその場を離れた。

 夕方4時に今日の宿泊地三瓶温泉に着いた。

 今日はこれで終わりではない、温泉津温泉の夜神楽を見に行く。

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 夕食の後、車で1時間走って温泉津温泉の龍御前神社夜神楽見学に行った。今回の旅行の一番メインにしていた夜神楽だ。

 今夜は他所の神楽団による演技だ、地元の神楽団とは違う動きもあって面白い。大人の男性が舞う動きに迫力がある。

「見ごたえあったね」

 皆が満足してくれた。

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 二日目、「出雲大社へ行ったことがない」と言う娘婿両親の要望をいれて出雲大社へ参拝することにした。

 旧国鉄の大社駅を見学してから神殿を参拝、あいかわらず人が多い。

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 さらに1時間ほど移動して一畑薬師に着いた。

 小6のときの修学旅行で来ただけで60年ぶりだ、記憶では長い石段の上り口に池があり、きれいなオシドリがつがいでいたが、その池がない。

 沿道の店で名物饅頭を食べながら聞くと、ドライブウエーができたため階段はほとんど登らなくてもいいようになったから、この山の下のことだろう、と教えてくれた。当時、石段の入り口は広い駐車場になってその横には店が並んでいたが今はどうなっているだろうか。100段ほどの石段を登るともう本堂である、だがこの辺りの記憶はさっぱりない。

 一畑薬師は目の仏様である。これからも目が悪くならないようお願いして帰路についた。