僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

 朝起きたとき目が回って気分の悪い日を過ごしたのは、いつだったのかは忘れているが、あの時の気分の悪さは後遺症みたいにいつも思い出す。

「寝るとき上向きばかりでなく右向きや左に向いて寝るよう気をつけや」

 耳鼻科医師が言ったことを意識的に実践している。

 ところが右を下にして寝ると、なぜか怖い夢を見てしまう、この年になって怖いものなんて何もない、と強がりを言っているが夢では得体の知れないお化けや大蛇に追いかけられたりしてしまう。追い詰められ絶対絶命になって対峙している。

ーなにくそ負けるものか、来るなら来い。

「エイ!」

 夢の中で発した気合が口にでて隣の部屋で寝ている女房をびっくりさせることもある。

左に向いて寝るとなぜか怒り大声で怒鳴っている夢になる。

 結局、安らかに寝ることのできるのは上向きしかない。