朝食の用意をしながら「洗濯、掃除、買い物、三度の食事と自分だけが忙しい」対して僕は朝のウォーキングが終わったら1日中クーラーの効いた部屋でゴロゴロしていて何も手伝わない、と文句ダラダラ。
「家事に文句を言うようになったら終わりやな、俺の面倒をみるのが嫌になったら別居しかない」
僕の一言に女房が切れ罵詈雑言を浴びせてきた。
2時間もすれば平常心の戻る女房のことだ、僕は馬耳東風を決め込む。
買い物に出かけた女房が昼12時を過ぎても帰って来ない、12時40分になった、さてどうするかと思っているとき帰ってきた。
「昼飯を作る気はないんか」
「無いよ」
じゃあ仕方ない外食に行くかと身支度をしていると、テーブルに昼食が並んでいた。
買ったトンカツだ、作る気がないから出来たものを買ってきたのだ。
それでも、1日中話に乗って来ない。
「静かでいいや」
僕もダンマリだ。