僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

昔の犬は強かった

f:id:hidechan3659:20170719193048j:plain

クマ

f:id:hidechan3659:20170719193124j:plain

タヌキ

f:id:hidechan3659:20170719193202j:plain

 アナグマ

f:id:hidechan3659:20170719193257j:plain

ハクビシン

f:id:hidechan3659:20170719193335j:plain

キツネ

 

  この春、独り旅行で帰郷してみると、イノシシやタヌキ、シカなどの野生動物が村に侵入し農作物に被害を及ぼすことが問題になっていた。そのため村を囲ように、里山にイノシシ除けの防護壁を造り、田んぼや畑の周りは電気柵まで設置している。それでもは野生動物はどこから入ってくるのか、わがもの顔で歩きまわっている。

僕の少年時には考えられないことである。

   その原因として、過疎化による人口の減少と風呂や家事に雑木を使わなくなったため山が放置されていることが言われている。

 独り旅行のとき、「犬を繋いで飼うようになったから野生動物は安心して集落内をうろついている」と地元の女性が言った。

  これこそ真の理由だと思った。

 僕の幼少期には村の多くの家で犬を繋ぐことなく飼っていた。猟犬もいた、それらが放し飼いになっていたのである。

 そのころ多くいた子供たちは集落の広場で遊んでいたが、犬も幼いころから子供たちと一緒に遊び育っていたから成犬になっても従順であった。

 僕の家で飼っていた犬は雑種ながら秋田犬の血統だろうと思うほど精悍で強い犬だった。

 ある日の午後、広場で遊ぶ子供たちの近くで寝そべっていた愛犬がキッと頭をもたげて耳をそばだてた。耳を右に左に傾けながら集中していたが、突然ダッシュして出て行った。

 どこかの犬が何者かをキャッチして攻撃しているところへ馳せ参じているようだ。

やがて村中の飼い犬が集まって攻撃しているらしく、集団化した吠え声は山の中へ入って行った。

  多くの家庭で飼っていた犬が野生動物の侵入を防いでいたのだ。

  現在、犬の放し飼いは禁止され、犬も室内犬が増えて小型化している。

これでは、野生動物も恐れるものはない、平然と村の中を徘徊し農作物を荒らしている。

  そればかりではない、熊までもが出没しているようだ。