僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

ネットショップ

  ピンマイクを買うため大阪市内の大手電機メーカー直営店へ行った。

 直営店なら自社製品を一通りは揃えているだろうと思い、1時間かかって電車で行ったのだが、店内には看板商品をわずかに展示しているだけ。               応対に出た女性店員に「ピンマイクが欲しい」と、昨夜ネットで調べた商品のコピーを見せると対面式の商談用席に案内された。

 パソコンを操作して「この商品ですね」と確認してから、画面で在庫を調べ、「今日中に郵送できますから明日にはお届けできます」ときた。

 何のことはないネットショップを基本とする方式に変わっていたのだ。そしてネットでの購入方法を画面操作しながら説明し始めた。

ー そんなことは分かっている。と思ったが、「そうですか、そうですか」とあいづちを打ちながら聞き、現金決済のあと店をでた。

 

 ”店内に所狭しと並ぶ商品のなかから、現物を見ながら選ぶ”という販売方式は徐々に無くなっていくだろう。この電機メーカーでも、ひと昔前までタワーのような自社店舗を持ち、階ごとに種類の違う商品を大量に並べ、客は手に取って選んでいた。

 これからも多くの店員を置く必要のないネットショッピングは増えていくだろう。

 あれこれと現物を見ながら選ぶことも楽しみであったが、…そしてせっかく店へ行ったのに手ぶらで帰るのも悲しい。