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僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

タヌキ

 夕方、孫を幼稚園に迎えに行っての帰り道だった。

 自転車で走っていると小さな小川にかかっている橋のたもとに3、4歳ほどの幼女がうずくまって何かを見ていた。

 その視線の先にタヌキがうずくまっている。

 山に近くはないが町でも郊外のような場所だからタヌキが居ても不思議はないが、

 幼女が手を伸ばせば届きそうな近くにいる。車と接触したのかタヌキは動かないが死んではいないようだ。

 自転車でその場を通り過ぎたが、もし、かわいいと思って幼女が頭でも撫でようと手を出したら野生の獣のことだ、幼女の手を噛む。

「危ないよ」

 と言うため、自転車を止めて振り返ったら幼女は、何事もなくその場を立ち去っていた。