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僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

的を射た回答

 数年前に友人から頂いたアーモンドの実を鉢に植えていたら芽が出て、どんどん大きくなり1メートルを越すまでになった。

 そろそろ地植えにするべきだと思っていたとき、公園の樹木を剪定する業者の立ち合いに市の職員が来ていた。

「春には桜に似た花が咲くアーモンドの木を公園に植えてはいけないか」

 と僕が聞いた。

「だめです」

「なんで、寄付という形ではどう」

「だめです、どういう形にしろ申請しないとだめです、でも申請しても許可はでません」

 職員はにべもなく言った。

 そのとき、「植えてしまえばいいんだよ、植えてしまえばよう処分しないさ」と職員の指示により働いていた作業員が、職員の前で堂々と言い切った。

 職員は黙っていた。

 作業員は、おそらく「植えてしまえば市としても簡単には取り払うことはできない、一定期間公告を出したうえでなければ処分できない」ということか。

作業員は「市はそこまでしない」と見越して言ったに違いなかった。