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僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

高齢ドライバー

 嫌な言葉が生じたものである。もはや高齢者が運転すること自体が悪になってきている。

 先日、テレビの特集で高齢ドライバーによる信号無視、逆行、一時停止無視等の動画が放映された。これとて限りなく沢山ある交通違反の中から高齢者だけを抽出したものである。これが高齢ドライバー全体の姿だと誤解されかねないと僕は憤慨している。

 だが、高齢ドライバーによる悲惨な事故を視るとやりきれない、心が痛む。事故を起こさないためにできるだけ早く免許書を返納しなければならないと思っている。

 先日、「高齢者講習通知書」が届いた。「これを受けないと免許の更新をしない」と記してあった。「とうとう僕にも来たか」と複雑な気持ちだ。

 さっそく指定された自動車学校へ電話すると「来年の4月4日まで満席です」とのこと。そんなに高齢ドライバーは多いのかと驚いた。

 これまで僕の運転する車でグループ旅行を続けてきた。一回の旅行で1000キロは走ってきた。今年も九州へ行く計画を立てている。

「75歳になったら長距離ドライブは止める」と言い続けてきたが、「もう、やめたら」と娘から言われる始末だ。

「まだ、ボケてはいないぞ、元気そのものだ」僕の豪語は娘の耳に入らない。

 ドライブ出来なくなって困るのは女房とて同じだ、毎週末のように行っている農産物産直市場へ行けなくなる。

「せめて75歳までは車は離せない」

 と女房が言い、車に乗ると助手席で当たり前のように眠り込んでいたが、最近では「左に人がいるよ」「左オッケイ」「横断者がいるよ」と助手を務めている。

 安全運転に努め、せめてあと5年は走りたい。