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僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

なんか変

5日の夕方、

「昨日はどうだった」

 僕が孫に聞いた。孫は黙っている。

「昨日は楽しかったか」

 もう一度聞いた。

「なんのことですか」

 娘婿がスマートホンをいじりながら聞いてきた。

「USJや」

 3日の祭日に娘家族が行ったUSJのことを僕が聞いたのだ。

「あれは一昨日のことですよ」

 婿殿に言われた。

「え、今日は5日か、4日だと思っていた」

 

 その日の夜、30キロ入り米袋を車から降ろしてキャリーに載せた。もはや持つ力がないため車から家までキャリーを使わなければならないのだ。

キャリーをその場に置いて車の反対側に回り座席の荷物を持って家へ入ろうとしたら、

「米はどうするの」

 女房が呼び止めた。

「え、あー、忘れている」

「大丈夫?しっかりしてよ、今年は変だよ、昨日の朝は顔を洗って拭かずに洗面所からでてきたし」

 女房が笑っている。

「うっかりしただけや、まだボケてはいないぞ」

 とはいえ、痴ほう症は徐々に近づいているようだ。