僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

ヤバイぞ

 昨日、10枚ほどあるカードを見ていた。

 金融機関のキャッシュカード、クレッジットカード、電気店の買い物カード、高速道路のETCカード、救命講習修了証、医療関係の診察券などがたまっている。

 そのなかで〇〇クリニックの診察券があった。

ー これ何科だったかな。

 ふと思った。クリニックの様子が思い出せないのだ。記録をみると半年前に行っている。

「何してるの」

 ボーっと考え込んでいる僕に女房が言った。

「これ、どこやったかな」

「形成外科や、腰の」

 腰痛の診察を受けているクリニックだと女房が言う。だが、どんクリニックなのか思い出せない。

 こればかりではない3日前に受診記録のある医院が何科だったのかさえ思い出せない。

 「ぼけたのとちゃうか」

 女房は軽く流していたが、今日になってカード類を出してみると何のカードなのか鮮明に分かる。

 昨日のできごとが夢の中でのことのように思えてきた。

「昨日、カードを出してどこのか迷っていたよな」

 女房に聞くと、「ぼけていたんやろ」

 あいかわらず軽く流している。

 夢の中でのことではなかった、だが、どうしても夢の中での出来事であったとしか思えない。

 これって、痴呆症?