僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

消化不良

 6月26日(日)

 朝食のとき、戦争中港内に停泊中自損事故で沈没した伊33潜水艦の話をした。

「潜水艦は各部屋ごとに隔離されているから沈んだとき兵員室には生きていた人が居たらしい。酸素が徐々に無くなって兵は死んでいったが酸素が無い状態だから数十年後に引き上げたときに亡骸はそのまま腐らずに残っていたらしい」と話し始めると「朝からそんな話は聞きたくない」頑として女房が言い放った。聞いてもらえる満足感のないまま僕は口を閉ざした。

 こういう話を神妙に聞いてくれる者はいないことは分かっているが、やはり口に出して話したくなる。