僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

自分の仕事

「お父さん、ちょっときて」

 隣の部屋でテレビを視ていた女房が僕を呼んだ。

「なんや」

「この扇風機変やろ、えらい振動がでてるで」

 見ると確かに振動が出ている。

 前ガードと羽根を外すと、後ろガードを締め付けるネジが緩んでいた。

 ネジを絞めて元どおりに組み立てると振動はなくなった。

「こんな簡単なこと、変だと思ったら自分でも分解して直すことできるのに、俺を呼ぶ必要があるか」

「わたしの仕事と違う」

 女房は当然のように言い切った。

 

ヒマワリ(和泉リサイクル環境公園)

 たまたま横の道を走っていて見つけたヒマワリだった。

 ヒマワリと言えば真夏の暑い日に見に行かなければならないが今日は雲の多い日であったため、ゆっくり見ることができた。

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奈良県の秘境温泉山鳩の湯

 グループ5人で奈良県の秘湯「山鳩湯」に行った。過去に4、5回行ったことのある温泉だが今回は10数年ぶりだった。

 午前8時過ぎに出発、普段は河内長野経由で橋本へ出ていたが今日は和泉市に新しくできた国道480号鍋谷峠道を行くことにした。この道は父鬼集落から乗用車1台がやっと通過できる狭い峠道であったものを、紀伊山脈をトンネルで抜ける広い道にしたのでカーブが少なく快適な道路だった。

 四郷集落へ出て京奈和道かつらぎ西インターから奈良方面へ走行、五条インターで下りて大淀町に入ると左手にあった町立大淀病院が閉鎖になっていた。2006年に「妊婦タライ回し事件で全国ニュースになった病院である。分娩中に母親が危篤になったため専門医のいる他の病院へ緊急搬送しようとしたが18か所に及ぶ病院等から受け入れ拒否されて母親は亡くなった。この病院の産婦人科医師に落ち度はなかったのに全国ニュースになり一部のメディアは医師に対して非難的な報道をしたことから、医師は辞職したと聞いている。

このことが原因で潰れたのかと思っていたが、そうではなく新しく南奈良総合医療センターができたことによる閉鎖であったようだ。

 国道169号線で川上村に入ると大滝ダムが見えてきた。前回来たときには対岸に集落があったのに、すっかり消えていた。住民の反対を押し切ってダムを造ったものの水を溜めると集落全体に地すべりの危険がでたため、移転、補償問題で大騒ぎした集落である。

 集落の建物は撤去してあったが、その後崩落等は発生していないらしく、敷地などはそのまま残っている。それでもダムに水は溜まっていない。使えないダムだろうか。

 午前11時過ぎに到着、山菜釜飯を12時で予約しておいて入浴だ。

 すこし温(ぬる)めの湯は首まで浸かっていても長時間入浴できそうだ。そのためかどうか、「長時間入浴にともなう湯あたりに注意」と張り紙がしてあった。

 12時、全員が風呂から上がって、すでに炊きあがっている釜飯を食べた。

 釜飯は僕の大好物だ、美味い。味噌汁を飲もうとしたら何かの肉でだしを摂ったらしく油が浮いていた。

「なんの肉でだしを摂ったのかな」と皆が話している。

 食堂のメニューを見ると「熊肉鍋」がある。

女性の店員に「この汁美味いけど、熊肉が入っているのか」と聞いたら、「カモです」とムッとした顔で答えがきた。「肉片は入っていないのだから何の肉かを知りたかっただけなのに」と小さな声でブツブツ言いながら食べた。愛想のないお姉さんだったが、それにしても釜飯もカモ汁も味がよく出て美味い。

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やられた

 先週土曜日の農産物産直市場でのこと、当日は「桃まつり」が開催され、それこそものすごい人出だった。

 会場30分前には入口前に人だかりができている。一応列を作って並んでいるが、まったく並ばず入り口近くでたむろしている者も多い。

 9時の開場と同時に群衆はいっせいに桃売り場に殺到している。女房は「誰にも負けじ」と突入している。だが僕は近づくこともできない。

まもなく女房が5箱を抱えてでてきた。

「中身を選ぶことなどできない、一山全部抱えてきた」

 と意気軒高だ。

「じゃ、それをレジへ持って行こうか」

 女房から受け取って待ち人の少ない列に並んだ、10番目ぐらいだ。

 やっと次は僕の番になった。そのとき桃の箱2つを持った50代ぐらいの女性が、僕に何か話しかけてくるとそのまま僕の横に並んだ。次は僕の番なのに、その女性は次にレジを取ろうとしている。

―こいつ、割り込むつもりだな。

 と気づいた僕は一歩前へ出た、その女も前に出る。ジリジリと場所争いをしてついに先にレジの前に立たれてしまった。

 僕の後ろには30人ぐらい並んでいる。

 頭にきたが大声を出すのも良くないだろうと僕の後ろに並んでいる女性を振り返って、

「割り込まれてしまった、ごめんなさい」

 と謝った。後ろの女性は顔を曇らせていたが僕には何も言わなかった。

「文句ぐらい言ってやりなさいよ」と言いたいのだろう。

 割り込んだ女はこちらを見向きもしないで立ち去った。

「そんなときはだめだよと言うべきだ」

 と女房は僕を非難したが、僕が口を開いたら大声でどなっていただろう。あの場面では冷静に言うことはできない、自分の気持ちをコントロールできない状態だった。

 僕が利用されたのに何も言えなかった己が情けなく気分の悪い一日だった。

 

夏籠(なつごもり)

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 夜明けとともに目が覚めた、まだ4時すぎである。そのままの体制でゴロゴロして身体が完全に覚醒してから起き上がって5時にウォーキングに出発した。

 最近では早朝のウォーキングは体に悪いと言う専門家もいるが、そんなことは無視だ。

 早朝の空気は暑さが少ない、清々しい朝は8月下旬まで待たなければならないが、体に負担なく歩くことができるのは早朝しかない。

 いつもの通り1時間歩いて約6000歩、距離にすれば4キロ強を稼ぐ。

 あとは夕方まで家の中でゴロゴロしている。

 外は気温35度を超す猛暑日になっている。

 夕方、孫の子守りのため娘夫婦の家に移動して、5時すぎに娘が帰ってきたら、残りの4000歩を歩いて1万歩に達したところで帰宅する。

 女房曰く、「爺の夏籠り」

 確かにそうだ、毎年夏を越すと1キロ太っている。

 リタイア後11年、夏バテにより寝込んだ記憶はない。

 

昔の犬は強かった

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クマ

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タヌキ

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 アナグマ

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ハクビシン

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キツネ

 

  この春、独り旅行で帰郷してみると、イノシシやタヌキ、シカなどの野生動物が村に侵入し農作物に被害を及ぼすことが問題になっていた。そのため村を囲ように、里山にイノシシ除けの防護壁を造り、田んぼや畑の周りは電気柵まで設置している。それでもは野生動物はどこから入ってくるのか、わがもの顔で歩きまわっている。

僕の少年時には考えられないことである。

   その原因として、過疎化による人口の減少と風呂や家事に雑木を使わなくなったため山が放置されていることが言われている。

 独り旅行のとき、「犬を繋いで飼うようになったから野生動物は安心して集落内をうろついている」と地元の女性が言った。

  これこそ真の理由だと思った。

 僕の幼少期には村の多くの家で犬を繋ぐことなく飼っていた。猟犬もいた、それらが放し飼いになっていたのである。

 そのころ多くいた子供たちは集落の広場で遊んでいたが、犬も幼いころから子供たちと一緒に遊び育っていたから成犬になっても従順であった。

 僕の家で飼っていた犬は雑種ながら秋田犬の血統だろうと思うほど精悍で強い犬だった。

 ある日の午後、広場で遊ぶ子供たちの近くで寝そべっていた愛犬がキッと頭をもたげて耳をそばだてた。耳を右に左に傾けながら集中していたが、突然ダッシュして出て行った。

 どこかの犬が何者かをキャッチして攻撃しているところへ馳せ参じているようだ。

やがて村中の飼い犬が集まって攻撃しているらしく、集団化した吠え声は山の中へ入って行った。

  多くの家庭で飼っていた犬が野生動物の侵入を防いでいたのだ。

  現在、犬の放し飼いは禁止され、犬も室内犬が増えて小型化している。

これでは、野生動物も恐れるものはない、平然と村の中を徘徊し農作物を荒らしている。

  そればかりではない、熊までもが出没しているようだ。

 

 

 

どうなっているの

  先週水曜日午前中に購入した商品が土曜日の午後になっても届かない。

 購入した店舗に問い合わせると「即日発送ですからその日の午後には宅配業者に依頼しております」との回答が来た。

「配送業者に問い合わせてください」と言う店員に「私が言うより依頼者が問い合わせる方がまじめに対応すると思うから」と店員に電話してもらった。

 その結果、わが家を担当する地域の宅配業者事務所で保管していることが分かった。

 担当者からの電話を依頼すると間もなく電話がかかってきた。

「木曜日の午後と金曜日の午前中に配送に行きましたが留守でした」

「留守なら不在連絡票を置いているでしょ」

「そのようにしております」

「うちには入ってないよ」

 ということで担当者が家を間違えていたことが判明した。

 商品は日曜日の午前11時に受け取った。

 やれやれだ。

 それにしても、2度も間違いの連絡票が入っているにもかかわらず「間違えているよ」と宅配業者に教えてやらず放置している宅。

 2度とも留守であるにも関わらず、電話1本してこない宅配担当者。

 いったい、どうなっているの。