僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

気分も高揚だ

 独り旅も近づいてきた。昨年まで穿いていたズボンがメタボのため今年は穿くことができない。

 近くの大型ショッピングセンターで探したが気に入るものがない。

「デパートにいってみようか」僕の言葉に「だめだめ、電車賃を使って行っても、値段が高いばかりでよう見つけない」

 僕では店員の言いなりになって高価なものを買わされるだけだと女房が言った。

 自分が探すと言って出て行った。

 10分後、「あったよ、来て自分で見たらどう」

 女房の電話を受けた。

「よし、すぐ行く」

 僕が探しまわった売り場とは違うサラリーマン用スーツ売り場で女房が待っていた。

「なんや、こんなところにあるのか」

 だから言ったやろ僕ではよう探さない、と言わんばかりの顔で女房が手に取ったのは「アルパカ30%、毛68%、ポリウレタン2%の混紡だ。毛100%の物を探していた僕の意に叶う。

1万円で売っていたものを7450円に値下げの後4212円にディスカントしている。

穿いてみてピッタリサイズがあった。

「よし、これにする」直ちに決定だ。

 サイズ合わせの縫製ができるまで1時間ある。

「バッグ売り場にいってみようか」

 女房が言いだした。キャリーバッグの上に載せる小さなバッグが欲しいと言っていたのを思い出したらしい。

 旅行用バッグ売り場であれやこれやと物色しているとき、

「これ、どう」

 と持ってきたのはキャリーバッグと同系色のすごく軽いバッグだった。

「これは願ったりだ」

 直ちに決定。

 バッグとズボンで1万円の出費はすべて、小遣いの浪費を節約して溜めた僕のカード払いだ。

「なんや、嬉しそうにしているなー」

 僕の気分高揚が横にいる女房にも伝わっている。

「そうや、旅は行く前が楽しいもんだ、スタートしてしまえばあっという間に終わってしまう」

迷い

 週1回女房の友だち数人でウォーキングをしている。

 毎回同じコースで約9000歩を1時間半で歩く。

 朝10時に集合し、簡単なストレッチを行った後歩き始めるが、最近になってストレッチすることがいいのかどうか心配になってきた。なにしろ70代後半の老人ばかりである。家の中で寝具に躓いて骨折したという者もでている年代だ。ストレッチで筋肉を傷めたなんてことがあれば申し訳がたたない。

 理由を説明して簡単なストレッチに務めているが、物足りないという者もいる。

 毎回10数人集まり、もう10年ほど続いているが最近になってどうしたものか迷っている。

 ラジオ体操に切り替えるべきか。

 

 

 

 

グループウォーキング・千里遊歩道

 

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 朝10時、晴天で気持ちのいい日だ。

 いつものメンバー7人で阪急北千里駅に到着した。

 改札を出た目の前にあるスーパーマーケット店内の入口近くに「弁当」の張り紙を見つけた。

「お、弁当だ、買おうか」

 今日は5キロのコースを歩いたあと駅前の食堂で食べようと予定をたてていたが、天気もいいし暖かいから外で食べるのがいい。

 急きょ全員が弁当を購入してスタートした。

 三色彩道の紅葉が盛りになっている。空も青く澄んでいる。

「きれいな」「きれいな」と皆が連発。

 公園に入って水遠池の周囲を一周する予定にしていたが昨日から工事を始めたということで通行禁止になっていた、仕方ないので国道沿いを阪大前まで歩いて池を半周したあとUターン、金蘭大前を通過して千里遊歩道にでた。

 先日の台風による被害なのか楠の大木が根元から倒れ道をふさいでいる。その下を潜って遊歩道を上っていくと開けた広場にでた。

「弁当を食べてしまおうか」

 弁当をバッグに入れると中身が偏ってしまうからと皆が手に持っている。11時半ではあるが今日は朝食を早く食べているから腹も空いている。

「よし食べよう」

 木陰に思い思い陣取って弁当を開いた。

 低い山の最頂部に沿って造ってある遊歩道は、風に倒された孟宗竹や立木が行く手を阻んでいる、それを潜り乗り越えて進む。

「そんな強風があったんか」

 不思議なくらい山は荒れていた。それでも久しぶりの山歩きだ、皆が楽しんでいた。

 

 

旅行疲れ

 旅行の疲れは感じないのにテレビを観ているといつの間にか寝ている。

 結局のところ1日中寝て、夜もテレビの前でウツラウツラ、就寝に入るとグッスリ朝まで寝込んでいた。

 やはり疲れは出ていたのだろう。

信州ドライブ

10月27日(金)

 台風21号と22号の間隙を縫うごとく信州へドライブ旅行に出かけた。

 朝6時にわが家を出発していつものグループ3人と合流しながら阪和自動車道に入った。

 通勤ラッシュに合わないよう6時に出発したのが成功して車は多いがスムーズに流れている。

 阪和自動車道近畿自動車道第二京阪道路京滋バイパス名神高速道路―中央自動車道で岡谷インターまで走破、12時前に諏訪大社の秋宮に到着した。

 6時間に及ぶ高速道運転に備えて前日薬局で購入した眠気除去剤を飲んでいた。カフェイン30パーセント入りのドリンク効果があったらしく気分は高揚し楽しいドライブを楽しめた。

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               諏訪大社秋ノ宮

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               諏訪大社春ノ宮

 参拝の後、門前にあるソバ屋で昼食にしたが、ソバは固く愛想の悪い店だった。食後の薬を飲むための水をお願いしたが無視され気分を害して店をでた。諏訪大社の春宮へ移動して参拝の後、国道142号線を北上して東御市の海野宿に到着した。駐車場から歩いて宿場町を散策する予定だが女性軍は街入口の店先に立ち止まって動かない。

観光に来たのに観光しないとはどういうことか。

イライラしながらいくら待っても歩く気配はない、独りで散策して店まで帰るとまだ買い物をしているしまつだ。

―これも、旅の楽しみか。

 と自分で自分を納得させた。

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 買い物が終ったところで駐車場へ帰り、湯ノ丸高原を越えて、休暇村嬬恋鹿沢に着いたのは夕方16時半だった、すでに薄暗くなっている。ちょうどいい時間に到着した。

 大阪、京都、滋賀、岐阜、長野、群馬と6つの県を跨いで走ったことになる、走行距離400キロ強だ。

 さっそく温泉に入浴し、18時にレストランでバイキングを堪能した。ところが気分高揚したまま飲めもしないビールを中ジョッキで飲んでしまった。昼に飲んだ眠気除去薬も加担したのか酔いが一気に襲ってきた。

部屋に戻るなりバタンキュー、朝までグーグー。

 

10月28日(土)

 気になる台風22号はまだ九州東方沖にいる。それでも梅雨前線が刺激されているということで今日は午後から雨になる予報だ。雨が降るまでに上田城小諸城を観光するべく8時半に出発。1時間ほどで上田城に到着した。

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大急ぎで観光を済ませて小諸城に移動した。

「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なす はこべ は萌えず 若草も藉くによしなし・・・島崎藤村

中学2年のとき国語で習った詩である。

一度来たいと思っていた城は紅葉盛りで美しい。

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 小諸城の見学を終えるころ雨が降りだした。

 国道沿いの古民家風ソバ屋で信州ソバを食べようとメニューを見ると「きつねソバ」と「たぬきソバ」がある。関西では甘く煮込んだアブラアゲをソバに入れたものをタヌキといい、ウドンに入れたらキツネと言っている。さっそく愛想のよさそうな娘さんに聞くと、いずれもソバでタヌキは甘く煮たアブラアゲが入って、キツネは丸い天かすのようなものが入れてあるとのことだった。関西と関東の違いを見て「ほー」の連続だ。

 屋内の柱や鴨井など材木は大きな欅で漆まで塗ってある。これも聞くと元庄屋の家屋を移築したものだという返事だった。

店員さんの接遇もよくソバも美味かった。

野沢菜の漬物が付いていた。

「うまいな、これ買って帰ろうか」

 この店で売っているのを見ていた女房が言った。

「それなら、地元のスーパーで買うほうが安いで」

 僕が小さな声でとめた。

 外に出ると本格的に雨が降っている。

「これでは仕方ない、ドライブで車窓見物だ」と予定を変更し浅間山鬼押出し園へ車を走らせた。

 カーナビに頼っているとどこを走っているのか分らなくなる、ふと気づくと軽井沢だった。

 紅葉真っ盛りだ、雨に煙る紅葉のトンネルを走りながら「うわーきれい」の連発。

軽井沢まで来たとは思わぬ得をした」と皆が喜んでいる、まさに僥倖だ。

 人と車の多い軽井沢を抜けさらに続く紅葉かぶさる道路は霧と雨にけむり幻想的だ。「来てよかった」と興奮しながら鬼押出し園に到着したが豪雨のためそのまま走行してホテルへ帰った。

 夕食、皆が勧める酒を「恐い」と断り、禁酒の食事で済ませた。

 台風が日本列島を襲うというのにホテルは満室らしい、広いレストランも満席だ。

 バイキング形式だから自分の好きな料理だけを選んで食べるのもうれしい。

 自分に必要な分量だけ摂って食べ残しはしないというマナーもいきわたっているようで、多くの料理を残したまま席を立つ客はいない、さすが日本だと感心する。

 

10月29日(日)

 台風は午後15時に和歌山付近に来る予報だ、ちょうど僕らが大阪に着くころだ。

「やばいな、とにかく走って、どうしようも無くなったらどこかの町へ下りてショッピングセンターで時間を潰しながら台風の通過を待つしかない」と見切り発車した。

 雨は昨日の午後から降り続いている。

 今日は142号線で諏訪まで出ようとカーナビを設定したが、またしても変な所を走らされる。

「どこを走っているのか、さっぱり分からない。途中から142号線を逸れていることは確かだ」

「車を止めて地図を確認しようか」と話し合っているとき、見覚えのある湖にでた。

白樺湖だ、こんなところへ連れてきたのか」

 己の設定が悪いのにカーナビのせいにしている。

 高速道へ入る手前で地元のスーパーを見つけた。

 僕のもくろみどおりソバ屋と同じ野沢菜の漬物が半値以下で売っていた。さっそく買いあさっている。

 諏訪湖サービスエリアで軽い昼食を摂り、眠気除去剤を飲んで12時に出発した。

「雨は降っているのに路面に水が溜まっていないな」

「高性能舗装といって表面の水は地下に沈んでいくらしいよ」

 渇いているような路面だからスリップする可能性は少ない。雨は降っても気持ちのいいドライブだ、あっという間に恵那山トンネルに達した。

 神坂(みさか)パーキングエリアでトイレ休憩。

 ふと空を見ると雲が一方向に動いている、台風の雲だ。

「台風が近づいている」

「台風に突入は避けられないな」と言いながらスタートするとまもなく豪雨になった。

スピードを落としライトを点けて走っているが前の車が見にくいほどだ。

上り車線を走るトラックが数メートルも高く跳ね上げた水の塊が僕らの車にドッとぶつかってきた、瞬間視界ゼロだ。

「ヒヤー」女性軍は悲鳴をあげている。

 車内が静かになった、固唾を飲んだ状態だ。

「心配いらないよ、風速38メートルの中を走った経験があるから慣れたもんだよ」

 皆を安心させるが、風はまだ強くないから助かる。

 養老サービスエリアで豪雨の中下車して休憩。

 案内所のお姉さんに「今、台風の目はどこにあるか」と聞いたら「室戸岬の東方です」と返事がきた。

「やばいな、我々が大阪に入るころが一番接近しているときや」

それでも強行だ。米原彦根八日市と豪雨の中を走りつづけ、草津のパーキングエリアで最後のトイレ休憩をとることにした。一つ手前の菩提寺パーキングエリア辺りを走行中、

和歌山県全域、三重県全域の警報が解除されました」とラジオ放送を聞いた。

「お、助かった、台風は通過したんやな」

 まだ豪雨の中を走っているのに万歳三唱だ。

 草津パーキングエリアに着いたときには雨は上がっていた、東の空は青空が出ている。

「よかった、よかった」

 大いに喜び気持ちも軽やかに雨上がりの道路を走り、18時すぎには家に着いた。

 これで今回旅行の旅費は一人当たり35000円だった。

 それにしても重度の腰痛持ちであるにもかかわらず全く支障なく運転できることはありがたい。

 

孫の運動会

 21日の土曜日に催される予定だった孫の通う幼稚園の運動会、雨のため延期になっていたのを今日1時間遅れで開催された。

 幼い子をようここまでしつけたと思うほど統制がとれていた。

 朝9時半から午後2時までパイプ椅子に座っていた僕と女房は疲れて、家に帰るなり昼寝してしまった、体力の限界を感じさせられた。

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台風と選挙

 台風

  予想進路よりかなり東の太平洋上を通過したのでわが家の周辺ではほとんど風が吹

 かなかった。雨は降り続き一部地域で河川氾濫、崖くずれがあったらしいが、わずか

 ではあるが高台になるわが家に被害なし。

 選挙

  自分の悪行で他人を犠牲にする総理は辞めるべきだと期待したがそれもだめのよう

 だ。