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僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

タヌキ

 夕方、孫を幼稚園に迎えに行っての帰り道だった。

 自転車で走っていると小さな小川にかかっている橋のたもとに3、4歳ほどの幼女がうずくまって何かを見ていた。

 その視線の先にタヌキがうずくまっている。

 山に近くはないが町でも郊外のような場所だからタヌキが居ても不思議はないが、

 幼女が手を伸ばせば届きそうな近くにいる。車と接触したのかタヌキは動かないが死んではいないようだ。

 自転車でその場を通り過ぎたが、もし、かわいいと思って幼女が頭でも撫でようと手を出したら野生の獣のことだ、幼女の手を噛む。

「危ないよ」

 と言うため、自転車を止めて振り返ったら幼女は、何事もなくその場を立ち去っていた。

 

 

下関から島根へのドライブ

4月7日(金)~9日(日)

 フェリーで別府観光に行ってきたばかりなのに、もう次の旅行だ。とはいえこの旅行は半年前から計画していたものである。

 

 4月7日(金)

 朝6時、わが家を出庫して友人3人と合流しながら阪神高速道路に入った。

 今日から2泊3日のドライブで、今回も3日間10500円ぽっきりの高速道路乗り放題だ。今日は下関まで540キロを一気に走破して海峡の桜見物を予定している。

 残念だが今回の旅は雨にたたられそうだ。

 幸いなことに山陽道は空いていた。カーブも少なく100キロ制限の高速道路なので気持ちよく走っている。だが、雨が降っている区間は80キロ規制に変わった。

 運転していて一番怖いのは眠気に襲われることだ。それを防ぐため山陽道に入って最初のサービスエリアで眠気防止ドリンクを飲んだ。

ドリンクが効いているらしく睡魔に襲われることもなく気分も高揚している。

「ワイワイガヤガヤ」女性陣に負けることなく僕も騒いでいる。

 前回12月16日のドライブのとき、宮島のサービスエリアでアナゴ丼を食べたら、1時間後2人の体調が悪くなった。食あたりまではならなかったが1人は嘔吐、もう1人は強烈な下痢に襲われ、その日の夕食はせっかくのご馳走なのに食欲がなかった。

 そんな苦い経験があるから今回は宮島のサービスエリアは通過して、次のパーキングエリアで全員がカレーライスを食べた。

14時過ぎには下関のホテルに着いた。

 雨は上がっているが霧が発生している。

 ここに車を停めおいて周辺の散策をするつもりでいたがチェックインできることが分かったので直ちに手続きを済ませて部屋に入った。常連になっている僕らの部屋はいつも同じ部屋だったが今回は申し込むのが遅れたので別の部屋になった。

 荷物を置いて直ちに外出、火の山公園散策、桜は満開だ。だが残念なのは霧のため写真映りが悪くなってしまう。

 

8日(土)

 朝起きると海峡は濃霧に覆われて何も見えない、窓の外は真っ白だ。海峡も航行止めになっているらしく船エンジンの音さえ聞こえない。

 8時出発、山口県の角島を見物のあと島根県の三瓶高原まで260キロのドライブだ。

 この濃霧では海にかかる角島大橋は見えない恐れもあるがとにかく行ってみることだ。

 海峡を5分ほど離れるともう濃霧はずいぶん薄れ小雨になった。

「この分だと角島大橋を見ることができるな」

 僕らは喜び急いだが、今は春の交通安全週間である。道路標識を注意深く見ながら小刻みに速度調節しながら走行している。

 幸い、濃霧は関門海峡だけだったようだ、角島大橋は全体が見えている。

 橋を渡って灯台の下にある土産物を売っている小さな売店に立ち寄った。ここの海女さんは数か月前にテレビで取り上げられた年配の女性で、自称、美人海女の店と看板に書いているが看板の端の方に「元」と小さく付け加えている。

「テレビの反響は大きいね、テレビを視てから自分も来たくなったからね」話しかけると

「あれは2年も前に来た(収録)から、自分は視てないけど、あちこちから電話がきて、そのうち遠くから客が来てくれるようになった」

 と愛想良かった。僕らの他にも数組の客がいる。

 サザエのつぼ焼きを2個ずつ食べて、さあ、三瓶に向け出発だとカーナビを入力すると目的地まで9時間かかると表示がでた。

「大変だ、260キロで9時間もかかる」

 僕の計算では5時間ほどで行けると思っていたのに、この分だと夜の9時ごろになってしまう、僕らは大慌てだ。5時半から夕食を済ませて温泉津の夜神楽を見に行く計画にしている。すべてがパーになってしまう。

 高速道路を利用すれば6時間で着くことが分かり、急きょ美祢から中国道浜田道山陰道と遠回り行程に変更した。

 大いに急いで走っても、ぜひ寄りたい場所があると同乗者に断って少しだけ遠回りをし、山里の分校跡に着いた。ここには桜の木があることを知っていたのだ。想像通り桜は満開だった。

 夕方5時10分三瓶高原の宿泊所に到着、やっと予定どおり遂行できる目処がついた。

 夕食に食べたご馳走が腹になじむ時間も取らずに、温泉津温泉まで1時間かかって夜神楽のある神社に着いた。

 夜神楽も僕の幼少年期には鎮守神への奉納として夜の始まりから翌日の夜明けまで続いていたが、今では観光客向けとして1時間に簡略し、毎週土曜日に催されている。

 写真撮影も僕の目的だったが、鬼がでるときに演出効果で使う花火の煙が部屋に充満して、すっきりした絵が撮れない、残念。

 幼少年期の楽しみであった神楽を堪能し9時過ぎに終了した。

「さあ、帰ろう」

 と神社を出ると外は土砂降りであった。駐車場まで数百メートル歩いて移動する間に下半身は大きく濡れてしまった。

 大雨で視界が悪いので慎重に運転している。真っ暗な夜道を高原まで走るのだから同乗者も口数が少ない。

 高原への登山道になると一層暗くなった。

「街灯がないね」

 灯は自動車のライトだけだ。

「ゆっくり走るから心配ないよ」

 と僕が言っても怖いらしく、いつものワイワイはない。

 宿泊所に着いたのが10時過ぎだった。女性陣は温泉に入浴したようであるが、僕は明日のことを考えて直ちに就寝についた。温泉は明日の朝だ。

 

 9日(日)

 昨夜遅くまで動いていたので食事を30分遅らせ、出発は9時にした。

 高齢にかかわらず皆が元気だ。

 今日は「全国の花見100景」に選ばれている雲南市三刀屋の桜を見に行く。

 おりしも桜は満開だ。

「きれいな、きれいな」

 の連発だ。

 2時間ほど花見をしてから境港の魚市場に移動。市場内の食堂で海鮮丼を食べ、海産物を購入したあと、大阪へ向かった。

 今回は天候には恵まれなかったが桜は堪能した旅であった。

 腰痛による支障もでなかった。

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今さらなんですが

 昨夜、風呂上りに鏡に映った己の裸体を見て驚いた。

 ブヨブヨで腹はポコッと出て尻の肉は無残に垂れ下がっていた体が、腰回りはギュッと締まり全身にわずかではあるが筋肉が付いている。

 腰痛対策として毎日のストレッチを続けて2か月経った、その結果が体に現れたようだ。

   己の体にほれることもなく誰に見てほしいとも思わないが今までになくたくましくなっている。

「どうだ」

 すごいマッチョな肉体(実態は合成映像らしい)を自慢する69歳の男優笹野高史さんの足元にも及ばないが、ボデイビルダーのような恰好をつくって女房に言ったら「フン」と見向きもしない。

高齢者講習

   女房「今日は何年の何月何日ですか」

 僕「2017年4月4日、火曜日」

 女房「平成では」

 僕「平成29年」

 今日は高齢者運転講習会の日だ。

 テレビでは「厳しくなる」と繰り返し報じている。

 久しぶりに受験に行く気持ちだ。

「皆さんのお顔を見ていると緊張しておられるようですが、今日は試験ではありません、したがって不合格ということはありませんので気楽に講習を受けてください。今日は運転に際して自分の悪いところ注意しなければいけないところを自覚していただくということを目的にしていますから免許証の更新ができないということはありません」

 講師の言葉にわずかな安堵が生じた。

 

 状況の変化に対する反応の速さと正確さの判定・・運転適性を適正診断測定システム(ナスバネット)を運転して判定

  反応の正確さ4(2)…同年代の中ではやや優れているが非高齢者のなかでは        やや劣る

  反応の速さ4(3)…同年代の中ではやや優れているが非高齢者のなかでは普通

  反応のむら3(2)…同年代の中では普通であるが非高齢者のなかではやや劣る

  ハンドル操作3(2)…同年代の中では普通であるが非高齢者のなかではやや劣る

  総合コメント4(2)…同年代と比較するとやや優れている。しかし非高齢者との比較では機能がやや低下している。しかもそのときの調子で操作がやや遅れたり危険に気づくのが遅れることもある。前方注視を怠らず、車間距離を十分にとり、速度を控えた運転に努めること。また交通状況に対応する運転操作が遅れがちになる。一つのことに集中せず、広く視野をとった運転を心がけること。

 視野測定結果

  右目視野角度…93度

  左目視野角度…93度

  両眼視野角度…186度・・20代、30代と同じように視野が広い。

 動体視力・・70~74歳の中では3…普通判定、30~59歳では2…やや劣る。

 静止視力・・0.6…0・7以上ないと免許の更新はできない。メガネの交換が必要。

 夜間視力・・計測時間 22秒…30秒以内であれば正常値

 運転操作・・一旦停止無視、左折時に大きく膨らみすぎ、カーブでブレーキを踏んだまま走行している。

 一旦停止は、停止線で止まっても右から来る車等が見えないため見える位置まで徐行しながら前へ出て停止したのが悪かった。停止線で止まってから徐々に前進するのが法令。

 起床一番に女房と取り交わした会話は必要なかった。

 僕の一番気にしていた認知症審査は75歳以上ということで今回はなかったのだ。

 

 

光明池ウォーク

 3月28日(火)、グループ8人で和泉市堺市にまたがる光明池へウォーキングに行ってきた。

 光明池は、昭和11年に整備された灌漑用ため池で、周囲は「光明池緑地」として整備されている。

 やや寒いものの日当たりは気持ちいい。

 ウグイスが鳴く練習をしている。

 ホーホケキョ

 一度だけ上手く鳴いたが、後は「ケキョ ケキョ」ばかり、もう少しの練習が必要のようだ。

 桜はつぼみ固し。

 池を半周して弁当を食べて帰ってきた、バスで往復200円、歩数1万2000歩を記録した。

 グループで月に1度の定例ウォークを実施することにした。

 

 

抜歯

 年末ごろから左下奥歯付近の歯茎が化膿し始めた。

 痛みもなく大したことないので市販の口内炎治療薬で直していたが、いつまでもスッキリしない。

 3月に入ってから医者へ行きレントゲンを撮ると、ブリッジを支えている大2きゅう歯の半分が割れていた。

「これは抜歯だな」と医師の意見で半分だけ抜いた。

「70年も使っておれば割れることもあるよ」

 医師は慰めてくれたが、親知らずと奥歯に続いて二本半を失ったことになる。

 市の推奨している「80歳にして20本以上の歯」は、どうなるか分からない。

 

 

 

 

政治家は国民を見捨てている

 日本の政治家は周辺国からの核の脅威に対して国民を防護する意思がない。

 原爆保有量を一説にはロシア7300発、中国260発、北朝鮮8発と見ている。

 これらの国は「日本なんて5分で壊滅できる」と豪語している。にもかかわらず日本は迎撃ミサイル配備、アメリカの防衛傘下に入っているとはいえ、ミサイルで迎撃できるのは数発に過ぎない。

 自衛隊の戦力は中国、北朝鮮に対して局地的戦闘には十分対応できるといわれている。だが、いざ戦争となれば一気に原爆を搭載したミサイルが数十発、数百発同時に飛来する。

これらをすべては迎撃できないことを日本の政治家は百も承知であるにもかかわらず何も対策を取っていない。原爆が飛んで来たらどうしょうもない、死ねということだ。

 アメリカが核兵器により反撃してくれるだろう、だが、日本は壊滅した後だ。

「敵が原爆搭載のミサイルを発射した」となったとき、国民は何も知らされず待避するすべも無いのでは困る。

 今や国民のほとんどが忘れ去っている核シェルター、防空壕、警報サイレン等の設置を急ぐべきだ。地下街でもいい、国民をピカドンから守る施設が欲しい。

 今の国会は何をしているのか、他人のスキャンダルを作り、揚げ足を取り合っているばかりで、政治をしていない、国民を見捨てている。