僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

タイサンボク

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 グループでウォーキングしていると、公園に大きな白い花が咲いていた。花の直径は30センチはありそうだ。

「あれ何の花?」

 とグループの女性から聞かれた。

モクレン科のタイサンボク」

 僕が答えた。先日長居公園の植物園で確認したところだ。

「どんな字を書くの?」

中国道教の聖地になっている泰山と同じ字、安泰の泰に山、テレビで視たことあるけどものすごく長い階段を登っていく寺」

「はてしなく登っていくお寺、視たことある」

「泰山といえば昔の武将も好んで使っていた『義は泰山より重く死は鴻毛より軽し』」

「また難しいことを言う」

 女性は捨てゼリフを残して僕から離れた。

 

桑の実

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 昨日、ウォーキンググループ5人で橋本市の産直市場へ買い物に行った。

 1時間ほどで買い物は終わり、近くのアジサイ公園へ足を延ばした。

 この公園は数年前に出来たばかりであるが年々アジサイの木も大きくなり見ごたえがでてきた。

 公園の1隅に大きな実のなるヤマモモの木があることを知っている僕らは、「今年もあるかな」とその場所へ行ってみると未だ熟れてない。

来るのが早かったようだ。

 隣に植えてある桑の木の実が熟れていた。童謡「赤とんぼ」にでてくる桑の実だ。

 ♪ やまの畑の桑の実を 小カゴに摘んだはまぼろしか ♪

 「これが桑の実やで」と言いながら写真を撮っていると、近くで農作業をしていた女性が「ヤマモモは採らないで」と近づいてきた。

「写真を撮りにきたけど、まだ早かった」僕が弁解。

「そのヤマモモは私が植えたのに熟れると直ぐ盗られてしまう」女性がぼやいた。

 見ると公園の敷地内に植えてある、どう見ても公園の木として植樹された木だ。

 これでは、アジサイを見に来た人は採って食べるだろうな、と思ったがその女性を怒らせてもしかたないのでその場を離れた。

 

父の日プレゼント

 孫を幼稚園へ迎えに行って帰宅すると、孫はカバンも下さずにテーブルに置いてあったプレゼントを持って「じいちゃんプレゼント」と嬉しそうな顔で渡してくれた。

「それは、わたしらで選んだんやで」と小5になる孫娘が言った。

 娘は爺や婆ちゃんに贈り物をするときは二人の子供に選ばせているらしい。

「そうかそうか、ありがとう」

 破顔して喜ぶ爺。

「開けて見て」

 孫娘が得意そうに僕をうながした。

 半袖のポロシャツだ、柄もなかなか良い。しかも自費では買うことのないブランド品だ。

 「ありがとうよ、大切に着るよ」

ギター

 

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 高校生のとき長兄が買ってきたギターを独学で練習し、3年のときには古賀政男の「湯の町エレジー」「影を慕いて」や島倉千代子が歌っていた「りんどう峠」を弾けるまでになっていた。

 30代になって長女が生まれてからは、いつしか疎遠になっていたギターであったが

孫をびっくりさせてやろうと思い立って取り出してみたものの、調弦がまったくできなくなっていた。もともと音痴だったこともあって加齢が拍車をかけたらしく全然合わない。ついに楽器店へ行って調弦してもらい、さらに目で見ながら合わせることのできるギター&バスチューナーを購入した。

 これでなんとか調弦はできるようになった。あとは、記憶を取り戻すだけだ。

 さて、元のように弾くことができるようになるだろうか。

 今の僕にとって思考、行動の先には孫がいる。

ショック

 晴れ、日差しはきついがさわやかな風があり心地よい日だ。

 突然思い立って長居公園アジサイの写真を撮りに行った。アジサイの前でカメラのスイッチを入れると「電池の残量がありません」ときた。

 僕曰く「ショック」

 

国民健康保険の月額が二千円も減った」

 と女房が喜んでいる。

「それって、俺の収入が減ったということやで」

 女房曰く「ショック」

詫びる

 父親が母子三人を殺したらしいという悲惨な事件をテレビが報じている。事件は考えるだけでおぞましい。

 勤務先の上司が「申し訳ありませんでした」と詫び深々と頭を下げ謝っていた。監督責任があるらしい。

 職場を持つ者が犯罪者となったとき、いつも繰り返される姿である。

 上司であるということだけで詫びる。犯罪者は子供ではない大人である。

 上司は部下の時間外での行動を束縛できない、にもかかわらず部下の起こしたプライベートな犯罪であっても詫びなければならない社会思想がある。

 頭を下げていた上司も、これで職場の将来を閉ざされることになるだろう。

 おそらく日本だけのものではなかろうか。

 何か釈然としない。

田舎っぺ

「なんで外出するときは必ずズボンとシャツを着替えているの」

 娘は不思議そうに言う。

 そういう娘家族は朝起きて着替えたら一日中そのままだ。家に居てリビングにゴロゴロしたり胡坐をかいていても外出のときはそのまま出て行く。

「家にいたらズボンの膝は出てくるし埃も付いているやろ」

 僕が反論する。

 ショッピングセンターで買い物をしている人たちを見ていると、どう見ても部屋着にしか見えない服装の人も多い。

 結局、他人の目を気にする者が外出着に着替えて出てくるようだ。僕のように田舎育ちの人間は外に出るとどうしても他人の目が気になる。 

 最近の子供のように生まれたときから大勢の人々の中で育つと他人の目は無いらしく、中高生になっても人前で騒ぎ大声で遊んでいる。外出着に着替えるという発想もないようだ。

 外出となると服を着替えてでていく僕のことを女房は「田舎っぺ」と笑う。

 そんな女房も外出衣に着替えている。