僕の気楽飛歩日記

戦中派老人の赤裸々な日記から

グループウォーキング・京都

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 徳川家康が豊臣家を滅亡に追い込んだいわく付きの梵鐘のある京都方広寺へ行ってきた。

 はじめてみる梵鐘の大きさに驚き、長文の鐘銘から「国家安康」「君臣豊楽」を引きずり出し、それを家康に告げ口した者は誰だったのか、そちらが気になった。

 今日の目的はウォーキングである。方広寺を出て鴨川沿いの遊歩道を3条まで歩き、そこで昼食、さらに出町柳までを歩いた。その歩数約1万2000歩。

ブツブツ

「なに?」女房が言った。

「なんも言ってないぞ」

「大きな声でブツブツ言ってた」

「独り言や、いちいち反応するな」

 何回も繰り返されてきた会話である。

 我が人生73年の楽しいことは思い起こさなければ出てこないが、嫌なことは次々と出てくる、それも己の失敗ばかりだ。そして「バカヤロー」と声にしている。他人に対してではない、自分に対しての罵りだ。

 昨年だったか、「バカヤロー」と絶叫しながら徘徊していた女性があったが、僕も認知症にでもなればあのようになるのだろうか。

 老人ボケ?

 3泊4日の独り旅に出た。

 新幹線エリア内の待合で時間待ちをするべく改札を通過しょうとしたらピンポンピンポンとなった。

「え?なんで」と駅員に聞いたら座席指定キップはあるが乗車券がないとのこと。

 おとなびで乗車券と座席込みで購入したのに乗車券が無いなんてありえない。ここでふと思い出した。往復のキップが揃ったところで中身を見ると、乗車券、座席指定券、支払い明細書、領収書などがいっぱい入っている。そこで必要なチケットだけ残していらないものは処分していた。その中に乗車券を含めていたらしい。結局、新大阪から出雲市までの乗車券7020円を廃棄したのだ。己のいい加減さ、悪い意味でのいい加減さに呆れるばかりだ。

 いったい僕は我が人生でこんな阿保なことを何回やらかしたであろうか。考えれば考えるほど腹がたつ、他人に言えない腹立ちだ。

 結局、みどりの窓口で値引きのない通常価格で乗車券を購入した。

「後日、おとなびで購入された乗車券を持って駅窓口へ行っていただくと、手数料のみで払い戻しできますから」と乗車券を再発行扱いにしてくれた親切な駅員に「ありがとう」と礼は言ったものの、己の手でゴミ箱に捨てた記憶がある僕としてはもうどうしょうもない。

 

 

執筆家

 旅行に行ったときバスの時間待ちで喫茶店に入った。

 テーブル上にA6サイズの薄い冊子が置いてあった。地元の執筆家が書いた小説で、自分で印刷製本したらしく誤字の部分は二本線抹消しボールペンで加筆してある。販売用ではなく値段は記されていないが、おそらく実名と思われる氏名が巻末に記されている。

 前回春来た時に読んだ短編小説の続編だった。主人公は「私」ではないが私小説のようなタッチで描かれていることから、他人のプライベートを覗くような好奇心も湧いてくる。

 今回も2万5000字ほどの短編になっている。

 僕に他人の作品を批評する知識は持ち合わせていないが、むずかしい表現もなく軽い気持ちで物語の最後まで読み終えることができた。

 物語の進行速度が速いものは内容も単純なものになりやすいし、遅いものはしつこい文章になりやすいがこの物語は、いうなればテンポの良い文章であった。。

 今後の活躍を祈念するとともに来春来たときには、続編ともいうべき作品が出来ていることを心待ちにしている。

気分も高揚だ

 独り旅も近づいてきた。昨年まで穿いていたズボンがメタボのため今年は穿くことができない。

 近くの大型ショッピングセンターで探したが気に入るものがない。

「デパートにいってみようか」僕の言葉に「だめだめ、電車賃を使って行っても、値段が高いばかりでよう見つけない」

 僕では店員の言いなりになって高価なものを買わされるだけだと女房が言った。

 自分が探すと言って出て行った。

 10分後、「あったよ、来て自分で見たらどう」

 女房の電話を受けた。

「よし、すぐ行く」

 僕が探しまわった売り場とは違うサラリーマン用スーツ売り場で女房が待っていた。

「なんや、こんなところにあるのか」

 だから言ったやろ僕ではよう探さない、と言わんばかりの顔で女房が手に取ったのは「アルパカ30%、毛68%、ポリウレタン2%の混紡だ。毛100%の物を探していた僕の意に叶う。

1万円で売っていたものを7450円に値下げの後4212円にディスカントしている。

穿いてみてピッタリサイズがあった。

「よし、これにする」直ちに決定だ。

 サイズ合わせの縫製ができるまで1時間ある。

「バッグ売り場にいってみようか」

 女房が言いだした。キャリーバッグの上に載せる小さなバッグが欲しいと言っていたのを思い出したらしい。

 旅行用バッグ売り場であれやこれやと物色しているとき、

「これ、どう」

 と持ってきたのはキャリーバッグと同系色のすごく軽いバッグだった。

「これは願ったりだ」

 直ちに決定。

 バッグとズボンで1万円の出費はすべて、小遣いの浪費を節約して溜めた僕のカード払いだ。

「なんや、嬉しそうにしているなー」

 僕の気分高揚が横にいる女房にも伝わっている。

「そうや、旅は行く前が楽しいもんだ、スタートしてしまえばあっという間に終わってしまう」

迷い

 週1回女房の友だち数人でウォーキングをしている。

 毎回同じコースで約9000歩を1時間半で歩く。

 朝10時に集合し、簡単なストレッチを行った後歩き始めるが、最近になってストレッチすることがいいのかどうか心配になってきた。なにしろ70代後半の老人ばかりである。家の中で寝具に躓いて骨折したという者もでている年代だ。ストレッチで筋肉を傷めたなんてことがあれば申し訳がたたない。

 理由を説明して簡単なストレッチに務めているが、物足りないという者もいる。

 毎回10数人集まり、もう10年ほど続いているが最近になってどうしたものか迷っている。

 ラジオ体操に切り替えるべきか。

 

 

 

 

グループウォーキング・千里遊歩道

 

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 朝10時、晴天で気持ちのいい日だ。

 いつものメンバー7人で阪急北千里駅に到着した。

 改札を出た目の前にあるスーパーマーケット店内の入口近くに「弁当」の張り紙を見つけた。

「お、弁当だ、買おうか」

 今日は5キロのコースを歩いたあと駅前の食堂で食べようと予定をたてていたが、天気もいいし暖かいから外で食べるのがいい。

 急きょ全員が弁当を購入してスタートした。

 三色彩道の紅葉が盛りになっている。空も青く澄んでいる。

「きれいな」「きれいな」と皆が連発。

 公園に入って水遠池の周囲を一周する予定にしていたが昨日から工事を始めたということで通行禁止になっていた、仕方ないので国道沿いを阪大前まで歩いて池を半周したあとUターン、金蘭大前を通過して千里遊歩道にでた。

 先日の台風による被害なのか楠の大木が根元から倒れ道をふさいでいる。その下を潜って遊歩道を上っていくと開けた広場にでた。

「弁当を食べてしまおうか」

 弁当をバッグに入れると中身が偏ってしまうからと皆が手に持っている。11時半ではあるが今日は朝食を早く食べているから腹も空いている。

「よし食べよう」

 木陰に思い思い陣取って弁当を開いた。

 低い山の最頂部に沿って造ってある遊歩道は、風に倒された孟宗竹や立木が行く手を阻んでいる、それを潜り乗り越えて進む。

「そんな強風があったんか」

 不思議なくらい山は荒れていた。それでも久しぶりの山歩きだ、皆が楽しんでいた。